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コラム
2020.10.12COLUMNパスワードの漏洩?使いまわしは危険!
みなさんChromeブラウザを使用した時に下のようなポップアップが表示されたことはありませんか?
“パスワードの確認
サイトまたはアプリでのデータ侵害により、パスワード情報が漏洩しました。保存したパスワードを今すぐ確認することをおすすめします。“
突然このような警告が出ると「会社のホームページのパスワードが漏洩したかも?」と不安になってしまうと思います。
このポップアップは、2019年12月のchromeのアップデートの際にセキュリティ機能が強化され、WEBサイトのログインで使用したIDとパスワードが世間に情報漏洩していないかチェックしてくれるようになり表示されるようになりました。
漏洩していた場合に「パスワードを変更してください」とユーザーに警告する仕組みになっています。
要するに「IDかメールアドレスとパスワードの組み合わせがどこかで漏洩したので早く変更しましょう」という警告です。使い続けると危険なパスワードなので、新しいパスワードへ変更することをおすすめします。
警告が出ているパスワードを使い続けるとどうなる?
漏洩したIDやパスワードの情報をもっているのはGoogleだけではありません。世界中の悪意のある第三者が、不正アクセス目的で所持しています。
危険なことは分かるけど実際にどのような被害を受ける可能性があるか知らない方もいらっしゃると思います。ここで簡単な事例を紹介していきます。
不正アクセスによる被害
・ウェブサイトの改ざん
・顧客、関係者の個人情報漏洩、破壊
個人情報の中からクレジットカード情報が漏洩し金銭的な被害が起きたり、なりすましによるサイバー攻撃へ知らない間に加担してしまう可能性もあります。
また直接的な被害の他にも
・影響を受けた方への損害賠償
・世間からの評判や信頼が著しく損なわれるなどの損失も生まれてしまいます。
少しでも安全性の高いパスワードにするためには?
危険なパスワードは連続した文字列の使用(例:1234、abcdなど)や名前・誕生日など広く知られた自分の情報が入っているものです。
危険なパスワードの設定を避けつつ、大文字や数字を含んだ文字列にしておくと、悪意のある第三者からの特定をより防ぎやすくなります。
自分は大丈夫だと思いこまず、重要情報の流失など大きな被害になる前にパスワードの変更をおすすめします。
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