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2023.08.23COLUMN進化するデータ解析!Googleアナリティクス4って?

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みなさんこんにちは!2023年7月1日から“ユニバーサルアナリティクス(UA)”から“Googleアナリティクス4 プロパティ(GA4)”へ完全移行になりましたね!

「再設定も面倒だから今のままでいいや」と思っている方。ユニバーサルアナリティクスは、7月1日以降アクセス計測ができなくなります。対応がまだの方は早めの移行をおすすめします!

UAとGA4何が違うの?

従来のアナリティクスより機能や計測方法もガラっと変わったGA4。新しくなったのはわかったけど具体的に何が変わったのかわからない。そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。大きな変更点について下記にまとめましたので気になる方はチェックしてみてください!

① データ計測方法

・UAのデータ計測
セッション単位での分析

ユーザーがページに訪問して離脱を行うまでを1セッションとします。ただこの計測方法だと一人のユーザーがパソコンやスマートフォン、タブレットなど複数のデバイスを使用した場合、各アクセスを1セッションとして計測してしまうため、正確なデータの計測ができなくなってしまいます。

※User-ID 機能が使用できるのはログインが必要なWEBサイト、ECサイトなどに限ります。

② 指標の定義

GA4ではエンゲージメントと呼ばれる新たな指標が追加されており、これまでとは異なる計算方式で表現されています。

エンゲージメントとは「サイトやアプリに対するユーザー操作」とGoogleアナリティクスヘルプ内で言われています。例えば、サイトの訪問時間や内容を見るためのスクロールなどの行動が数値として計測されます。

その数値からエンゲージメント率という割合を出すことができます。エンゲージメント率とは簡単に言うと「全体のセッション数からどれだけ意味のあるセッションはどれくらいあったか」をパーセンテージで出します。

■ エンゲージメント率の計算式

エンゲージメント率 = エンゲージのあったセッション ÷ すべてのセッション数

これまではCVRをあげるという考え方でしたが、これからは意味のあるセッションを増やしながらCVRにつなげる考え方に変わっていきそうです。

③ レポートのレイアウト変更

UAに比べてかなり簡略化された設計になっており、集計用と分析用を選択することができます。従来のレポート画面は様々なデータが集約されていたので見やすい表示になっています。

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いかがでしたか?UAとGA4ではデータの計測方法から大きく変わっています。GA4は今後もアップデートを重ねていき、データの精度も上がってくると思うので、WEBサイトをさらによいものにするためしっかり活用していきましょう!