COLUMN
コラム
2022.04.15COLUMNWEB営業の経験者が語る知人・友人にホームページ制作を依頼する時の注意点4つ!
こんにちは。営業担当のTです!
今回のテーマはホームページ(以後HPと略します)の制作や管理を知り合いに依頼する時の注意点についてです。
最近のHPは有料・無料含め、作成に関しては以前よりハードルが下がっている印象のお持ちの方もいらっしゃると思います。
また友人や知人に「作れる人がいる」という話もよく聞きます。
そのような中、私たちが日々現場で聞いている生の声や「依頼した結果どうであったか?」についてお話したいと思います。
もちろん、友人・知人へ依頼することが良くないということではありません!
あくまで一営業マンとして、これまでの営業経験をもとにお話しさせていただきますのでご了承ください!
メリットとデメリット
まず、知り合いに頼むことのメリット・デメリットを簡単に挙げてみたいと思います。
メリット
①友人価格にしてくれる場合がある。
②気軽に相談できる。
③会社の特徴を詳細まで知ってくれている場合がある。
デメリット
①HPを作ってもらったものの、その後の適切な運用をしてもらえず「作って終わり」になることがある。
②企画段階から時間がかかった。
③知り合いがHP制作専業でない場合は修正・更新等の対応が滞りがち。
④お互い遠慮してしまい、修正・更新や運用に響くことがある。
上記を見てみるとデメリットが多く挙がっているかと思います…が、上記を理由に依頼した知人とトラブルになってしまったり、HPの成果が思うように出なかったりとリスクが高いのも実情です…。
まずはデメリットを一つひとつ深堀してみましょう。
問題点を深堀してみましょう!
①HPを作ってもらったものの、その後の適切な運用をしてもらえず「作って終わり」になることがある。
HPを「作れる」ということと、「しっかり作って適切な運用をする」のは全く別の話です。
HPの訪問者数を増やしたり、ユーザーに喜んでもらえるクオリティーを目指すことがHP制作の最優先事項であり、「頼みやすいから」「安く作れるから」という理由で制作会社を選ぶのはあまり建設的ではありません。
HPに関しては検索順位を左右するルールが日々改定され、新しい技術が生まれてはすぐに取り入れられる業界であるため、プロとアマチュアの差が実は顕著に出る業界でもあります。
また、「HPの制作を依頼した人」と「制作した人」の自己満足に陥ってしまっている事例もよく目にするので、井の中の蛙になっていないかの目線も重要です。
見た目は良いデザインに仕上がっていても、HPの構成や導線作りなど最も重視すべき仕組みがほぼ手つかずである事も少なくありません。
「HPを作ってくれた知人の価値観を全面的に信じてしまい、他の意見を取り入れることができない」というケースも少なくありません。
知人に依頼する場合も制作会社に依頼する場合も任せっきりにするのではなく、依頼者側も「どうすればより良いHPになるか?」を一緒に考え情報収集することが大切です。
また、一口に「ホームページ」と言っても実はかなり奥が深い、というのが長年HPの営業に携わる中で感じていることです。「HPぐらい誰が作っても大差ないでしょ?」とお考えの方は、次のコラムも参考になるかもしれません。
コラム:「ホームページを自作した時と制作会社が作った時の違い」
②企画段階から時間がかかった。
通常、HP制作会社が目安で提示してくるのが2~3か月だったという話をよく耳にします。
ただしあくまでこれは「HP専業の業者が専門的なツールを使用しつつ御社のHPの事に集中して取り組んで」の話です。
知人が兼業の場合、方手間でやるため専業の業者よりも時間がかかりますし、制作段階でも使用ツールや経験の差が制作期間にも響きます。
このため依頼主、制作側のいずれかが気持ちが続かず挫折してるパターンも…。
逆に、早く作れる条件が揃ってない状態で短期間で仕上げた場合、クオリティー面で劣ってしまう可能性があります。
③知り合いがHP制作専業でない場合は更新、修正等の対応が滞りがち。
昼間は本業で別の仕事をしている場合は夜しか対応してくれないこともあり、本業が忙しいととにかく後回しにされる事もあるようです。
そういった状況が続くことで関係性が悪くなり、肝心なHPの制作や運用が滞ってしまうことも…。
また、HPを専業としていた知人が転職をし、その後は一切対応してくれなくなったケースも少なくありません。
IT業界では小さな会社やフリーランスの人には「悪い影響が最も出ている」という2020年の統計もありました。
そうした背景から、廃業・転職等の理由で事業継続ができなくなる場合があります。
HPの制作に使っているツールが古くなり、新しいバージョンを買う余裕がないため対応してくれなくなったケースもあるため注意が必要です。
④お互い遠慮してしまい、修正・更新や運用に響くことがある。
知り合いということで制作費を安くしてもらっている場合には、「ここまでは言いにくい」「何回も言うのはさすがに迷惑」「こんな些細な事だとかえって言いにくい」と思ってしまうケースもあるようです。
また、「デザイン含め思いのほかクオリティが低かったけど、せっかく作ってくれたものだから…」とハッキリと「No」を言えないケースもありました。
そのため、既に関係性がある場合は変に遠慮してしまい、結果的に「より良いHPにする」という目的を達成できないことにもなり得るのです。
知人関係である以前に、HPの制作を依頼した以上は「制作者」と「依頼者」という関係です。本来の目的を大切に、互いに協力して最高のHPを作っていきたいですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少し厳しいこともお話ししてしまいましたが、HPの営業マンとしては「せっかくHPを作るなら良きパートナーとして、一緒により良いHPを作っていきたい」という想いがあります。
お知り合いの方にHP制作をお願いした際は、上記でお話しした注意点を留意していただけたらと思います。
また現在お持ちのHPにおいて思い当たる節、当てはまる点がございましたらまずはお気軽にご相談下さい。
私たちはHPの無料診断も行っております。
HP制作・運用・サポートのプロとして、皆様からのご相談をお待ちしております!
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