COLUMN
コラム
2021.12.20COLUMNデザインの話
ONE to ONEのホームページをご覧いただきありがとうございます。
サポートチームが担当させていただきます。
今回はデザインについてお客様とのやり取りで、面白いなと感じたことがあったのでお話させていただきます。
先日パンフレット作成のご依頼をいただき、私なりに表紙のラフ案を2通り作成しました。
①表紙に色付きのラインを使い、ロゴを右寄りに配置
②表紙に白抜きのラインを使い、ロゴを中央に配置
ロゴのデザインやその他の部分は変えていません。
完成したラフ案を同僚やお客様に見せたところ
男性は全員①のデザイン案、女性は全員②のデザイン案に投票と
はっきり意見が分かれてしましました。
なぜこのようなことが起こったのか。
知らない方も多いと思うのでお伝えできればと思います。
そもそもデザインってなに?
普段から使っているデザインという言葉。
なんとなく見た目の事を指しているのでは?と思われている方も多いと思います。
ただ実際に意味を調べてみると
デザイン(英語: design)とは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。英語のdesignには本項の意味より幅広く、日本語ではデザインと呼ばない設計全般を含む。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
単なる見た目というよりはどういう想いでそう仕上げたかという過程や行為を指すようです。
デザインする際に重要なこと
まずは作成するホームページやパンフレットで何を伝えたいのか、誰に見て欲しいのかを明確にします。
あくまで一般論にはなりますが性別や年代で好まれる色遣いや書体、レイアウトは異なります。
また伝えたい内容に沿ったものにしなければ、チグハグ感が出てしまいます。
ネットサーフィンをしていて明確にその差を感じるのはコスメサイトです。
参考サイトと共に特徴を紹介していきます。
男性向けのデザイン
BULKHOMME
https://bulk.co.jp/
男性向けの化粧品サイトですがモノトーンで、全体的にシンプルなのが印象的です。
情報も簡潔に分かりやすく大きく書かれています。
無駄なものは省き、必要な情報を目立たせるのが男性向けのデザインということが分かります。
女性向けのデザイン
JINO
https://direct.ajinomoto.co.jp/skincare/
男性向けのサイトと比べると、淡い色をふんだんに使われており柔らかく明るい印象です。
TOPに表示されている情報量の多さが違いますし、男性向けと比べ文字が小さかったり線が細いのも特徴です。
同じ商品でも書体が男性向けはゴシック体、女性向けは明朝体が使われていたりとデザインの雰囲気が全く違います。
男性はシンプルでかたいイメージ、女性は優しく華やかなイメージが強いことが分かりました。
画像の多さにも違いがあり、それぞれどこを中心に見ているのか考えることも必要になると思います。
またコーポレートサイトでは自社のテーマカラーや取り扱い商品にあった書体で雰囲気を出すことも多いです。
まとめ
いかがでしたか?
簡単ではありますが具体例を含め、デザインに対する考えを見直す機会にしていただければ幸いです。
詳しいお話はまたデザイナーがいいコラムを書いてくれると思います!
楽しみにお待ちください!!
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