昨今のインターネットの普及とともに、中小企業にとってWEBが無視出来ない存在となっています。大手企業がIT化を進める中で、仕事の発注先に対しても一定のWEB知識や設備を求めるようになっているからです。

そのような中で、中小企業経営者様は自社内にWEB知識を持った人材を採用する。もしくは外部企業に依頼し、二人三脚でIT化に取り組んでいくか選択が迫られています。今回のコラムがWEBの中でもHP制作について悩まれている皆様の一助となればと思います。

1.HP制作を社内制作する場合

2.外部業者に依頼する場合
a.個人or数人程度の業者に付き合いで依頼
b.5名以上の業者に依頼

ⅰ.近隣業者
ⅱ.遠方業者

1.HP制作を社内制作する場合

メリット：知識や経験が蓄積される。業務の効率化が進む。
デメリット：設備や採用などの追加コストがかかる。退職などで影響が大きい。

メリットとしては社内で何かの取り決めをした際に更新などをスピーディに行えることがあります。また担当者が意欲的にIT化に取り組むことで全体感を統一しやすいです。

デメリットとしては設備の維持や採用に対し想定以上のコストがかかることや、担当者が退職することになると社内システムを管理可能な人材が不在となることが挙げられます。

2.外部業者に依頼する場合

a. 個人or数人程度の業者に付き合いで依頼する

メリット：単純に距離が近く気軽に頼むことが出来る。お友達価格？
デメリット：倒産リスクや転居などによる管理リスク。関係性の悪化。

メリットとしては気心が知れた間柄であれば質問などをしやすいことが挙げられます。またお友達価格でHPを手掛けてもらうことが出来るかもしれません。

デメリットとしては紹介などで付き合いのHP制作をすると会社の方針に合わない場合や成果が上手く上がらない際に、修正をしてほしくても依頼しにくいことがあります。また、倒産や関係性の変化、人員不足で十分な管理サポートが出来なくなる状況も想定されます。

b.5名以上の業者に依頼する。

ⅰ.近隣業者

メリット：実績が豊富。距離が近い。
デメリット：特になし。

メリットとして、実績が豊富なことが多いです。計画的にHP制作の段取りをすることが可能であり、不明な点がある場合も訪問サポートを受けられます。担当者の変更はあるかもしれませんが倒産リスクは低くなると思います。

デメリットを強いてあげるとすれば、業者のメインの顧客層が大手企業であれば中小企業へのサポート順位が低くなってしまう可能性があります。検討している業者のサポート体制を確認することをおすすめします。

※HP制作会社の強みを確認・・・価格、デザイン、システム構築、更新サポート等。

ⅱ.遠方業者

メリット：実績が豊富。企業のコンサルティングまで出来る場合も有。
デメリット：距離が遠く気軽に会いづらい。制作・サポートコストが高い。

遠方業者のメリットとしてはやはり実績が豊富であることが挙げられます。大都市圏で多数を相手に商売をしているため完成度も高いことが多いです。さらにHP制作だけでなく法人に対する経営コンサルティングまで行う業者もあります。

デメリットとしては、物理的な距離が遠く直接的なサポートを受けにくい点が挙げられます。また、移動費などもコストに上乗せになるので費用が高めになることがあります。

まとめ

中小企業経営者の皆様におかれましてはHPを制作することで事業に対してどのような効果をもたらしたいかを考え、そのために各社のコストパフォーマンスを検討する必要があると思います。

WEB業界では安いものには安いなりの、高いものには高いなりの理由があります。その部分をしっかりと検討し、価格だけではなく内容も精査していただければと思います。

弊社では集客と求人はもちろん、サポート体制に強みを持っております。気になる点が御座いましたら、是非一度お気軽にご連絡ください。

このコラムが皆様の一助となることを願っています。