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コラム
2020.12.07COLUMNブログに引用文章をいれるときの注意点
みなさんはブログを書くときに気をつけていることってありますか?
文体、構成、画像を入れる場所など色々ありますよね。
筆者も改行を入れたり、文字ばかりで読むのが嫌になってしまわないように画像を挟んだりと読者の方が読みやすくなるような工夫を取り入れております。
しかし、良い記事を作るためには前提として「著作権」が守られている必要があります。どんなに素晴らしい内容でも著作権が無視されていれば台無しになってしまいます。
そこで今回は、ブログを書くときに注意したい著作権の一つ「記事の引用」についてご紹介させていただきます。
そもそも引用とは・・・
引用とは他者が書いた文章や画像を自分のブログに掲載することを言います。記事の内容に補足や説得力を持たせるときによく使用されます。引用には定められたルールがあり、このルールを守っていないと著作権侵害となってしまいます。
また、引用ルールが守られていない記事は検索エンジンに「質の低いコンテンツ」として判断され、サイト全体の評価に悪影響をもたらし、検索順位を落とすという結果に繋がってしまいます。
引用をする際は著作権的にもSEO的にもしっかりとした知識を身につけておきたいですね。
引用する際のルール
さて、先ほどから述べている引用ルールとはどのようなものなのかをご説明します。
以下は文化庁のホームページに掲載されている引用における注意事項です。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
出典:文化庁 著作物が自由に使える場合(注5)引用における注意事項
(2)かぎ括弧をつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日「パロディー事件」)
上記の内容を簡単に説明すると・・・
(1)引用部分が記事の内容と関係あるのか
(2)自分の文章と引用部分が明確に区別されているか
(3)自分の文章がメインで、引用部分はあくまで補足程度となっているか
(4)どこから引用したのかリンクなどで示しているか
もし、引用をしたいならば、これらのルールをしっかりと把握しておきましょう。
それともう一つ上記のルール以外にも守るべき事柄があります。それは「文章を改変しないこと」。引用文章に一切手を加えてはいけません。
ただし、(前略)や(以下略)など文章を割愛したことを明記した場合は問題ありません。
文章を改変する際は、著作者の許可が必要となってくるため気をつけていきましょう。
引用の書き方
引用する際のルールをご説明したところで、次は引用の書き方について解説いたします。
前述したように引用するには「自分の文章と引用部分が明確に区別されているか」という条件を満たす必要があります。
・「」(かぎ括弧)
・“”(引用符)をつける
・背景色をつける
・枠線で囲う
このように表記の仕方を変えて、自分の文章と引用部分についてしっかり区別していきましょう。
また、web記事の場合はSEO対策としてblockquote(引用タグ)も設定しておきましょう。
次に「どこから引用したのかリンクなどで示しているか」という条件についてです。
・ページのタイトル
・サイト名
・URL
・引用元にアクセスした最後の日付
上記の情報を明記しましょう。表記パターンは様々ですが、読者が引用元に辿り着ける様に記載することが大切です。
いかがでしたか?
引用が必要になる場合は、引用ルールを理解して、正しい方法で引用を行い、著作権を侵害しない素敵な記事を作成してください!
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