「自分の会社を紹介するホームページがない。今のところ大きな不利益は感じていないけれど、このままで大丈夫だろうか？」

「会社のHPをもっていないそこのあなた」
いつもはHPを開設するメリットや運用のコツを紹介しておりますが、今回はHPをもたないデメリットについて紹介します。「自社のホームページを作るか否か判断したい！」と考えている方にピッタリな記事です。


結論からいえば、今の時代、会社のホームページは絶対に持つべきです！デメリットを感じていない方もいるかもしれませんが、結果的に「大きな機会損失」に繋がってしまうため、注意するべきといえるでしょう。

初めに、ホームページがない会社が受ける「デメリット（機会損失）」について詳しく解説いたします。ポイントは4つあります。

1.優秀な人材を確保できない
2.競合他社との競争に負ける
3.新規取引が増えない
4.接客や電話対応などの人件費がかさむ

上記のポイントを1つずつ、解説していきます。

1.優秀な人材を獲得できない

ホームページがない会社は「優秀な人材」を確保することが極めて困難になります。なぜならば一般的に、ホームページが無い会社は「怪しくて信用できない会社」だと思われがちだからです。やはり求職者は条件だけではなく会社の雰囲気も重視します。似たような条件の会社が2つあったとして、片方は「HPがあり会社の雰囲気がわかる」、片方は「HPがなく会社の雰囲気がわからない」
この2つなら求職者の応募が集まるのは前者だとわかりますよね。
一方、条件だけで決めてしまった求職者はイメージしていた雰囲気と違ったり、条件が少し異なると優秀な人材に育つまでに離職してしまう恐れがあるため、やはりHPを掲載しなければ安定して人材を確保することは困難と言えるでしょう。

2.競合他社との競争に負けて売上が減少する

ホームページがないと「競合他社との競争に負けて売上が減少する」といったデメリットもあります。
野村総合研究所が発表した「インターネットの日本経済への貢献」という資料に、興味深いデータがあります。

（出展：野村総合研究所）

文献の「Webサイトの保有率と売上」については「強い相関関係がある」と指摘されています。つまり「ホームページを持っている会社は売上が高いが、持っていない会社の売上は低い」ということです。
ホームページを持っていない会社は、競合他社との競争に負けて、売上が減少してしまう可能性が高いといえます。

3.会社の存在自体を認知してもらえないので新規取引が増えない

ホームページがない会社は、会社の存在そのものが認知されづらいです。なぜならば現代において、新規の取引先やパートナー企業をみつける手段は「インターネット経由」で行うことがほとんどだからです。それゆえに、ホームページがなければ新規の取引先を増やすことはきわめて困難になるでしょう。
たとえば皆さんは、どのような手段で「新規の取引先やパートナー企業」を探しますか？新しい取引先を見つける場合「取引先や知人からの紹介」も考えられますが、条件に合った取引先とは限らないので効率的な手段とは言えません。また、基本的な情報しか掲載されていない「タウンページ」を開いて新規取引先を見つけるような会社もほとんどないでしょう。知り合いからの紹介にしても、まずはホームページをチェックしてから「取引するべきか」判断するのが一般的ではないでしょうか。
このような観点から見ても機会損失をしないために会社の情報を公開できるHPは持つべきでしょう。

4.接客や電話対応などの人件費がムダにかかってしまう

ホームページがない会社は、ホームページを持っている会社に比べて「人件費」が余分に発生します。
例えばお客様からお問い合わせの電話がきて、１から説明をする必要があったり、業務内容を聞かれて説明したら勘違いだったり、いずれにしてもホームページを持っていない場合、こういったお客様をヒアリングし、接客する人材が必要です。つまり、人件費が発生するということです。加えて、人件費を商品代金に上乗せする必要がありますから、商品そのものが「割高」になります。商品代金が割高になることを、顧客は望んでいるでしょうか。注文を確認する作業は必ずしも、人が行う必要はありません。接客すら、望んでいるとは限りません。
ホームページがあればこういった問題が解決し、お問い合わせの時点で商談になった場合も、何回も客先に行かなくて済み、交通費カットに繋がります。また、「高品質な商品を低価格で手に入れたい」というニーズにも応えることが可能です。

いかがでしたか？
「ホームページがない会社には、4つものデメリット（＝機会損失）がある」ということが、ご理解いただけたのではないでしょうか。　
HPを持ってない方はぜひお問い合わせお待ちしております。