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2020.09.11COLUMNホームページ(ウェブサイト)は「あればいい」は間違い!?

ホームページ(ウェブサイト)は「あればいい」は間違い!?の投稿画像01

スマートフォンの普及も手伝い、ウェブサイトはここ数年でより身近なものとなりました。現在世界のウェブサイトの数は2019年の時点で約16憶あり、日本語のサイトだけでも約9,100万あるとも言われています。これはあくまでウェブサイトの数だけの数値ですので、1つのサイトに少なめに見積もって平均10~20ページ程度のページがあると仮定すると、少なくとも10憶ページ以上は優にくだらないでしょう。
探しているページにたどり着いてもらうには、日本国内でも9,000万分の1や、10憶分の1という実は非常に稀な出会いとも言えるのかもしれません。

これだけの数があるので検索順位でできるだけ上位に表示される方が見てもらえる確率も上がるため、日頃からの研究と努力も1つの鍵になります。
そのような環境下で『競合のウェブサイトが更新・メンテナンス等を行った』『自分の所は何もしなかった』場合、『何もしていない』という事がウェブサイトの順位に悪影響を与えている可能性があります。

メンテナンスに含まれる具体的な物

・更新を行いページ数を増やす
・スマホ用に表示が自動で切り替わる仕組が導入しているか
・セキュリティは万全か
・検索で探してもらいやすいように、表立って見えない所での設定までしっかり行っているか
・見に来たユーザーの滞在時間が極端に短くないか
・短い場合はそれに対する対処が適切に行われているか
・古い形式のため、表示ができない画像を使用していないか


等が比較的よく聞く話ですが実際の所は非常に細かい項目や技術的な事も多く、これら要素も一説によると年間400回も変更があると言われており、数えだしたらキリがありません。
ホームページに役割を負わせ、効果を生み出すには実は細部にまで気を遣う必要があり、作り上げるためにはそれなりに時間を要するため、製作費はある程度必要な投資と考えるのが一般的です。

ホームページ(ウェブサイト)は「あればいい」は間違い!?の投稿画像02

また作る事自体が初めて、不慣れな場合だとプロとの力量の差も出てきます。趣味でたまに野球をする人とプロ野球選手で野球の試合をした場合は結果は歴然としますが、実はホームページにも同じ事が言えます。

また、勉強と制作に時間を費やし精魂込めてウェブサイトを作り上げたとしても、ホームページの出来上がりはあくまでスタート地点で、運用にもノウハウが要ります。作る事がゴールになり、運用を行っていないウェブサイトの極端な例だと、「地域と見てもらいたい内容」で検索の範囲を相当絞り込んでも、検索で引っ掛かりにくい事例もあります。中には「地域と社名」ですら検索順位の上位100位以内にすら入っていない事も…

ホームページを作ったが何もせずに放っておくと…

ホームページは日進月歩で日々新しい技術が増えていきます。
作られた後にメンテナンスがされずボロボロのホームページを目にする事がありますが、会社紹介のパンフレット代わり、はたまた会社の顔や看板として見られているかもしれません。もし初めて会った会社のパンフレットがボロボロだったり、情報が古かったり、虫眼鏡を使わないと見られないような大きさだとしたら、受け取った側はどのように思うでしょうか?会社の顔として見られた場合、身だしなみが常識の範疇を超えていた際にはそれだけで大きなハンデを負う事になるかもしれません。看板がボロボロだと足元を見られるかもしれません。このため身だしなみは整えて、綺麗にしておくに越したことはありません。

ホームページ(ウェブサイト)は「あればいい」は間違い!?の投稿画像04

このようにウェブサイトの制作者・管理者は、皆さんが思っているよりも実は色々な所にこだわっているのが伝われば幸いです。

また、思い当たる事がありましたらご相談ください。