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2021.10.12COLUMNSNSはホームページの代わりをしてくれるか?②

SNSはホームページの代わりをしてくれるか?②の投稿画像01

こんにちは。
営業担当のTです。
最近のわが子は、海外のとあるアーティストが創作した怪物に夢中になってます。大人の知らない海外の怪物でも、子供はいつの間にかYouTubeから知識を得ていました…。
ちなみにその怪物の名前をわが子から先生に言った時に「プリキュア」と聞こえたようです。その場で私が先生に訂正できたので事なきを得ましたが、父子共に色々な誤解をされるところでした。


さて本題の「SNSはホームページの代わりをしてくれるか?」ですが、前回反響があったので第2回目になります。
興味のある方は、第1回目と併せてご覧ください。
SNSはホームページの代わりをしてくれるか?

私がSNSやホームページを利用したケース

今回は私が一人の消費者、利用者として実際に起こした行動を交えながらお伝えしていこうと思います。ここ1年ぐらいの間で私が行動や消費活動を起こす前に、SNSやホームページが関わったケースを挙げてみます。
参考までに私のSNSの利用環境も記載しておきます。

【とあるアラフォーの会社員の男性のSNS環境】 
LINE 家族との連絡用でほぼ毎日利用している。企業の公式アカウントもいくつか登録中。
Instagram インストールされているものの、タレントを一人フォローしているぐらいでほぼ利用していない。
Facebook インストールされているが、知人とのメッセージのやり取り用としての利用が中心。
Twitter インストールされているものの、ほぼ利用していない。
YouTube 週に1回程度利用。移動中に勉強用のチャンネルや音楽を流す使い方が中心。
TikTok 一時期利用したが、アプリが個人情報を違法収集していたニュースになり削除。
Clubhouse 個人的に興味がわかなかったのと、日本では普及しなそうと思ったので一切利用したことがない。

【SNSやホームページを利用したケースの紹介】
<ケース1>回転寿司(利用媒体:LINE、ホームページ)
大型チェーン店の回転寿司のLINE公式アカウントで好きな寿司ネタのキャンペーン通知を受信。
ホームページから持ち帰りの予約を行う。

<ケース2>パン屋さん(利用媒体:Facebook あったら良かったと思った媒体:ホームページ)
近所で見かけるお店。行列ができている事もあって気になっていた。
定休日と営業時間が知りたくてホームページを探すも無かったが、Facebookはしていた。
ほぼ毎日投稿をされており、投稿毎に異なるパンが紹介されているので色んな商品を知る事ができた。
現地で分かった事として同時入店を5名までと制限を行っていた事と、行った時は行列ができていたので20分以上待たされたのが不満点。
まとまった来店のおかげで店内の商品がスカスカになっていたので、商品が潤沢な時間が事前に知れていると嬉しかった。

<ケース3>紳士服(利用媒体:Twitter、ホームページ)
全国展開の大きい企業のプロモーション。
インターネットのトピックスでキャンペーンを知った。
仕事用に使えそうなシャツが特価品として売られるとの事。
特価品の購入条件がTwitterの自身のアカウントで今回のキャンペーンについてつぶやく事。
数に限りがあるためオープン前から実店舗に並ぶ必要があるので、近隣店舗の営業時間をホームページで検索した。

<ケース4>ホビーショップ(利用媒体:YouTube、ホームページ)
子供が見ていたYouTubeの広告にホビーショップの情報が出ていた。
そのホビーショップに興味が沸いたので詳しく調べるためにホームページを見て、実店舗に訪問し商品を購入。

<ケース5>病院(利用媒体:ホームページ 比較用で使った媒体:Googleマイビジネス)
出勤中に体調が悪くなりインターネットで病院のホームページを調べ、出社後に取り急ぎ受診。この時はとにかく辛かったので、「すぐに診てくれるか?」「診療を開始しているか?」「今回の体調不良を診てくれそうな科を持っているか?」を簡単に検索。通院時には(そこの先生の判断で)検査は行わない簡単な診察後、薬をもらって数日様子を見た。
3日程度で一旦はおさまったものの診察の1週間後体調不良が再発。出ていた診断結果を疑ったため違う病院に行こうと意思決定をし、Googleマイビジネスで自宅近所の医者を検索。この時の検索基準は「自宅の近所で且つ、最も正しく診断してくれそうな信用できる病院」。Googleマイビジネスでクチコミの数が多く評価も良い所を見つけ、ホームページもしっかりしていたので診察。
その病院の先生の診察に基づき4種類の検査を必要に応じて段階的に行った結果、手術が必要な症状と判明。より専門性の高い病院への紹介状を書いてもらい処置を実施して完治。

<ケース6>エクステリアの工事(利用媒体:ホームページ やりたい施工が専門施工業者が少ないため、有名な比較用媒体は無かった)
エクステリアに手を加えたかったのでホームページを複数社見て検討。
同一県内ではあるが遠方の業者を選定。
理由は専門性が高く、今回のピンポイントの施工には適していると判断したため。

SNSはホームページの代わりをしてくれるか?②の投稿画像04

SNSをやっていてもホームページはあった方がいい

ケース1~6だけでも4種類のSNSの名前が出ており、私のすべての消費活動ではないにせよ、きっかけや入り口として機能しているのはご理解いただけると思います。
このため「やっぱり時代はSNSだ!」「今は動画だ!」と言ってホームページを作らない理由にしてしまう人もいそうですが、ケース1~6のいずれのケースも「ホームページを見た」(もしくは「見たかった」)という行動も同時に起こしています。これは「SNSをやっていてもホームページはあった方がいい」とも言い換えられると思います。(もちろん見られて恥ずかしくないホームページである事も、利用者様に対しての企業側の必要最低限のマナーになりますが別の機会に…。)

私が使っていないSNSがあるように、年齢や性別により利用者の傾向や偏りもあります。「SNSの時代だから!」という理由で選んだSNSが、狙いたいターゲット層があまり利用していないという状況だったりすると、極めてナンセンスな行動になってしまいます。(年齢層別の利用率の統計は調べればすぐに出てくると思うので、ここでは割愛いたします。)
「今は動画だ!」という意気込みでだけで作ってしまったのか、大切な事が踏まえられなかった結果なのか、再生回数が悲惨なことになっている動画も目にします。
SNSは「なんでも解決してくれる万能なツール」という訳では決してありません。

どういった成功事例があるかや、どうやってホームページと絡めるか・絡めなくても十分そうなのかを知る事も良いことだと思います。
私たちは幅広い業種で事例を持っており、効果的な集客経路を分かりやすく分析する手段も用意してます。

コラムをご覧になってホームページの相談をされたいと思われた方は、弊社まで気軽にご連絡ください。